てんかん発作の患者数は1000人に5人と言われるほど、多くの方が発病する危険性のある病気です。また乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発症する可能性があります。当サイトでは子供のてんかん発作を中心にてんかんについてご紹介しております。

幼い子どもの写真

てんかんの全般発作とラミクタール

てんかんは、脳神経細胞からの電気信号が過剰になって、発作や意識障害などを引き起こす病気ですが、なかでも、脳神経細胞の興奮が大脳の一部から起こる部分発作と、興奮が大脳の領域の全般で起こる全般発作という症状の区別が知られています。
てんかんに特徴的な全般発作として、強直間代発作とよばれるものがあり、これは患者の意識がもうろうとして、手足がけいれんしてしきりに曲げ伸ばす運動が続くという症状と、体が硬直して口元を食いしばるような症状があらわれ、その後は1時間ほどの眠りに移行してしまうというものです。
こうした全般発作のようなてんかんの症状を抑制するためには、抗てんかん剤を投与するのが一般的であり、その一種としてラミクタールのようなものがあります。
ラミクタールは、脳の神経細胞の興奮をしずめるはたらきがあり、てんかんの症状を予防するという効果があるほか、他にも双極性障害の気分エピソードの再燃防止といった効果もあるとされている医薬品です。
てんかんの治療にあたっては、このラミクタールのみを単独で使用するという方法もありますが、難治性のてんかんであれば、単独ではなく、他の医薬品と併用することによって、治療の効果を高めるようにすることも多いものです。
このラミクタールは、最初は少量から患者に投与しはじめて、だんだんと増量して投与するといった用いられ方をするものであり、単独の場合と併用する場合とでも処方量が異なってきますので、個人では取扱いが難しいという傾向があります。
そのため、医師の指示にしたがって、決められた期間、決められた量を服用するということがたいせつとなり、もしも過剰投与となる場合には、深刻な皮膚障害などの副作用が起きやすいとされています。